カタログ通販セシール(cecile)のオンラインショップ

大掃除の難関ポイント。カーペット掃除4大作戦

更新日:2019年12月24日

大掃除の難関ポイント。カーペット掃除4大作戦

大掃除の季節。今回は、いつもよりひと手間かけてきれいにする、カーペットのお掃除についてまとめました。

部屋全体に敷きつめるタイプのカーペットから、触るとうっとりするような毛足の長いラグタイプまで、さまざまなバリエーションを持つカーペット。色や種類の違いによって、部屋の表情をがらっと変えてくれるインテリアです。

年の瀬が近づき、気になるのが大掃除。なかでもカーペット掃除は、大きいし、家具は乗っているし、なかなかの難敵です。クリーニングに出すのも、結構時間がかかるし、お高い。

でもある程度のお手入れなら自分でもできます! 今年は本腰入れて、カーペットの掃除に取り組んでみませんか?

作戦1:ホコリ、ゴミを取る。掃除機のかけ方一つで変わる、カーペットの掃除 

掃除機のかけ方でぐっと変わる
掃除機のかけ方でぐっと変わる

日頃はおそらく掃除機をかけるというお手入れが大半だと思いますが、それだけでは取り切れない汚れがたまってきているかもしれません。掃除機のかけ方一つで、いつもよりぐんときれいになります。

掃除機はゆっくりと、引いてかける

カーペットには、フローリングなどに比べ、ホコリや髪の毛を吸着し、舞い上がりにくいというメリットがあります。その分、汚れをきちんと取ってあげる必要があります。

カーペットのパイルや、毛の流れと逆方向に、逆毛をたてるようにして、ゆっくりと掃除機をかけるのが、キレイになるコツ。押したり、引いたり、何度も往復させるより、引きながら吸い取る方をメインにして、パイルや毛を起こすようにしながら、中に入り込んでしまったゴミをしっかり吸い取りましょう。

いつもより時間をかけて、ゆっくり、じっくり掃除機をあてることで、普段の掃除では取りきれなかったホコリや髪の毛を吸い取ることができます。

毛を起こすようにしながらゆっくり吸いましょう
毛を起こすようにしながらゆっくり吸いましょう

カーペットに重曹と掃除機

カーペットについたニオイを取るのに重曹というお掃除方法。よく見かけますよね。
重曹を振りかけ、しばらく放置してから掃除機で吸い込むという方法です。

ニオイは取れるようですが、その一方で吸引力が優れた掃除機じゃないと、毛の間に入った重曹が取り切れないという声も聞かれます。
丸洗いできるタイプのカーペットでやってみる、めだたないところでやってみるなど、まずは試してみて、問題ないことを確認してから実施するようにしましょう。

自分で試してからがおススメ
自分で試してからがおススメ

便利なんだけど、粘着カーペットクリーナー

ちょっとしたパンくずやごみを取るのに便利な、粘着カーペットクリーナー。
表面はきれいになったように見えても、毛やパイルの間に、取りきれなかったゴミが残っていることも…。

またあまり頻繁にかけるとカーペットの毛がけばだったり、抜けたり、カーペット自体を痛めてしまう結果につながったりします。

カーペット掃除をするなら、やっぱり掃除機で、きちんとゴミを吸い取りたいですね。

便利だけど、やりすぎるとカーペットがやせちゃう
便利だけど、やりすぎるとカーペットがやせちゃう

作戦2:今まで見ないふりしてきたシミと対峙する。カーペットのシミ抜き

見なかったことにしているシミとも、さよならしましょう
見なかったことにしているシミとも、さよならしましょう

飲み物をこぼした、食べものを落とした、ペットが粗相をしたなど、気をつけていてもどうしても汚れがつくのはカーペットの宿命。応急的に拭き取ったけれど完全に落とし切れていない汚れはありませんか?

この機会に汚れ落としにチャレンジしましょう。時間が経ってしまっているものは「なんの汚れか」を突き止めてから対処した方がよく落ちます

醤油やコーヒー、紅茶 水溶性の汚れ

水で濡らして絞ったタオルで、汚れの中心から外に向け、たたくようにして汚れを拭いていきます。(汚れてすぐの応急対応はつまみ拭きで)それでもだめなら、中性洗剤を布につけ、同じように軽くたたくようにしてみます。汚れが落ちてきたら固く絞ったタオルで洗剤を拭き取りましょう。汚れの範囲にもよりますが、あまり大きな汚れでなければ、乾燥は自然乾燥でOK。

※カーペットの素材によっては、脱色の原因になる恐れもありますので、洗剤の使用にあたってはご注意ください。

水溶性の汚れは、水か中性洗剤で
水溶性の汚れは、水か中性洗剤で

作戦3:あの「ふかふか」をもう一度。カーペットの毛を起こす

ふかふかを取り戻す
ふかふかを取り戻す

最初のうちはふかふかで気持ちよかったカーペットも、時が経つにつれて毛が寝てしまい、気がつけばカチカチになっていることも。今年のお正月はあのふかふかを復活させて迎えたい。

絡まった毛をコームでほぐす

なぜカーペットの毛が寝てしまいカチカチになるのか?模様替えをしたら、家具の跡が復活せずにいつまでもへこんだままなのか?それは、毛同士が絡み合ってしまっているからです。

固くなってしまった部分を、目の細かい金属製のコームでときほぐすようにします。

この、解きほぐしに最適なのは意外な製品です。ペット用ののみ取り櫛!金属製で、目が細かいコームなので、そもそもペットの絡まった毛をほぐすときにも使う一品です。
人間用の櫛(プラスチックなど)でもある程度は解きほぐせますが、折れてしまうこともあるので、折れても惜しくないものを使ってくださいね。

ペット用のみとり櫛があると、実は便利
ペット用のみとり櫛があると、実は便利

蒸気をあてて、寝た毛を起こす

寝ている毛を起こす有効な方法は、スチームをあてることです。
スチームクリーナーがない方は、普通のアイロンの蒸気で大丈夫です。ウールのカーペットならこれで寝ていた毛が起きてくるはず。
家具などを置いたことによるへこみなどもこの方法で復活の可能性があります。

アクリル素材でもある程度毛が起きてきます。ただし、アクリル素材の場合、高温で溶けてしまこともあるので、アイロンを使う場合は、スチームを近距離であてすぎないこと。直接アイロンをあててしまわず、少し離して蒸気をあて、様子をみてベストポジションみつけてください。

毛が起きてきたら、コームでさらに毛を起こします。このとき、梳いてみてカーペットの色が濃くなる方向にブラシをかけるようにしましょう。

スチームをかけて毛が起きてきてから、掃除機で毛足と逆の方向に掃除機をじっくりかけるのも効果があります。かなり固くなったカーペットでもある程度復活する場合があるので、チャレンジしてみる価値はありそうです。

※カーペットの素材によっては、効果がない場合や変形の原因になる恐れもありますので、ご注意ください。

蒸気をあてて
蒸気をあてて

作戦4:丸洗い。カーペットの洗濯方法

丸洗いできると、すっきりさっぱり
丸洗いできると、すっきりさっぱり

洗える表示がついているカーペットなら、丸洗いに挑戦。洗えるとひとくちにいっても、ウォッシャブルにも種類があります。きちんと表示を確認しましょう。

カーペット洗濯のための条件を確認

カーペットを洗うなら、次の条件がそろっていることを確認してください。
1) 週間天気予報をみて、比較的晴れが続くと思われる日であること
2) 洗った後に水が切れるまで、お風呂場に、カーペットをかけるスペースと時間を用意する(半日から丸1日お風呂場が使えなくなる可能性あり)
3) 生乾きのカーペットをベランダや干し場に干すスペースを確保する。カーペットがかけられるサイズの物干し竿があるかどうかも確認しておく

以上の3つを確認しましょう。

天気予報はしっかり確認
天気予報はしっかり確認

洗濯機OK表示なら、ネットに入れて

洗濯機で洗えるタイプとはいえ、洗濯ネット使用と書いてあるものが多いはず。

・汚れている部分が表になるよう、折りたたむ、あるいは丸める。
・ネットに入れて洗う。
・洗剤はカーペットの表示内容に従って。粉末の洗剤を使うときは溶け残りしないように。
・毛布や大物洗いのコースで洗う。

布団や大物洗濯用ネットを用意しましょう
布団や大物洗濯用ネットを用意しましょう

手洗いで洗える表示なら、お風呂場で踏み洗い

・つけ置きする
浴槽に、カーペットが充分浸るぐらいまで充分なぬるま湯をため、洗剤をとかします(洗剤によって量は変えてください)。カーペットの表面を内側にして折りたたんだカーペットをつけ込みます。

・踏み洗いする
1時間から2時間程度つけたら裸足でカーペットを踏み洗いします。上下を入れ替えるなどして充分に踏み、内部まで洗剤が入るようにします。

・すすぎ洗いする
ぬるま湯を入れ直し、洗剤を落とすために踏み洗いします。2,3回繰り返し、すすぎ落としがないようにしてください。ここを怠ると、後でカーペットが臭くなってしまう可能性があります。

・水切り
水を含んだカーペットは恐ろしく重くなります。まず、浴槽のヘリにかけるなどして、しばらく水を切ります。洗い場などで踏むなどして、できるだけ水分を減らしましょう。
ある程度水が切れたら、ベランダや屋外の干し場などで干します。

しっかりつけ置き
しっかりつけ置き

ともかく、しっかり干す

水に濡れたカーペットは、ある程度脱水していても、かなり重い。また、大きいため乾きにくいので、干すときにもひと工夫。

風通しが良くなるので、2本の物干し棹にM字型になるように干すのがおススメ。1本しかないよ、という場合は、何カ所かにハンガーをかけ、ひろげて干すことで、乾きやすくなります。

完全に乾いたら取り込みます。すすぎが足りず洗剤が残っていたり、生乾きだとニオイが出てくるので、各工程、気を許さずしっかり行いましょう!!

生乾きはニオイの元
生乾きはニオイの元

汚れをとって、さっぱりした気分で

結構手間がかかるカーペットのお手入れですが、終わった時の達成感は格別?! 思っている以上に、お部屋全体がさっぱりすると思います。ぜひ、トライしてみてください。

この記事に関係のあるセシールの関連商品

最近チェックした商品

履歴を残さない設定をされているため、表示できる商品がありません。

表示履歴を残す