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冷え対策になる?寝るとき靴下を履いた場合の効果と注意点

更新日:2021年3月22日

冷え対策になる?寝るとき靴下を履いた場合の効果と注意点

「足が冷えて眠れない」という人は結構いるのではないでしょうか。寝るときに靴下を履くことのメリット、デメリットや注意点をご紹介します。

「あなたは、寝るときに靴下を履いていますか?」

実際に、セシールのお客様にアンケートをとってみました。
ご回答いただいた約2100人のうち「履く」と回答されたのは約560人。
30%近くの人が靴下を履いて寝ていました。

その理由は寝るときに靴下を履くと「暖かくて良く眠れる」「冷え対策として」というもののほか、「むくみ対策のために」という方も

確かに、寒い季節はもちろん、暑い夏も冷房をつけて寝ていると足が冷えてしまいます。靴下を履いて寝れば、暖かく、足の冷えを防いでくれそうです。

しかし、その一方で、就寝時に靴下を履くのは良くない、寝るときに靴下を履くとかえって足を冷やすことになるという説もあります。

はたして、就寝時の靴下、履いたほうがよいのでしょうか?履かないほうが良いのでしょうか?

寝るときに靴下を履くメリット

まず、寝るときに靴下を履くメリットについて考えてみましょう。

寒さから身体を守る

寒いときに何枚も着込んだり、布団を重ねたりするのは普通にしますよね?

同様に靴下を履くのは、寒さや、足の冷えから身体を守る効果があります。
冷えとり靴下という言葉を聞いたことがある方もいると思いますが、靴下を履くことで、足の冷えを感じずにすぐに寝つくことができたという声も多く聞かれます。

むくみをとる

寒さ対策以外に足のむくみをとるために靴下を履くという人もいます。

昼の間、活動中に着圧ソックスを履いている人も多いですが、夜寝るときに利用しているという方も結構いるようです。

寝ている間のかかとケア

できれば、つるつるすべすべのかかとでいたい…

でも、年齢を重ねていくうちに、乾燥したり、紫外線の影響を受けたりでいつのまにか、ガサガサになってしまっていることも。
そのままにしていると、冬場などの乾燥した季節に、ひび割れなどを引き起こしかねません。

それに、夏のおしゃれ、サンダルやミュールも、かかとががさがさしていたら、魅力が半減してしまいます。

足元のおしゃれに、かかとケアははずせません。

かかとに体重がかけず、しっかり潤いを与えるための保湿を行えるのは、やはり寝ている時かもしれません。
かかとケアのために、靴下を履いて寝るという方も見られます。

寝るときに靴下を履くデメリット、かえって足がひえる?!

温めるつもりだったのに…
温めるつもりだったのに…

寝るときに靴下を履くのは良くないという説は、寝るときに靴下を履くとかえって足が冷えるからだと言います。

靴下を履いているのになぜ足が冷えるのでしょうか。

足裏の汗が体温を吸収して外に逃がしてしまうから

足に限らず私たちの体は汗をかきます。

これは寝ているときも同様で、一般的に一晩でコップ一杯程度の汗をかくと言われています。

パジャマなど寝ているときに着ているものは体に密着していないので、熱がこもりにくく必要以上の汗をかくことはありません。

しかし、靴下はピッタリと足に密着しているものが多いので、熱がこもって逃げられなくなります。

そのため、必要以上に汗をかきやすく、そのかいた汗が足の体温を吸収して外に逃がそうとするために、かえって足を冷やすことになってしまうのです。

足を水につけているようになってしまう
足を水につけているようになってしまう

靴下のゴム跡が取れにくかったら要注意

寝るときに靴下を履くと発汗による体温調整機能を妨害するほか、もっとシンプルな心配があります。

日中であれば、靴下の口の部分のゴムはしっかりとフィットして、ずれないほうが気分がいいですよね?

でも、一晩中足首を締めつけているのだとしたら。
血行にも良くなさそうです。

ずっと締めつけているのは、ちょっと…
ずっと締めつけているのは、ちょっと…

寝るときに靴下は良いのか、悪いのか

はたして、寝るとき靴下、マルかバツか?
はたして、寝るとき靴下、マルかバツか?

こうやって見てくると、寝るときに靴下を履くことはデメリットが多いように見えますが、実際のところ履くのは悪いのでしょうか。

靴下を履かないで寝るのが自然ではあるのですが、足が冷えて、寝つけないから困っているという人にとって、靴下を履いて寝ることは決して悪いことではないのです。

ただ、その際にいくつかの注意すべき点があります。
ポイントを押さえて、靴下をはけば、良い眠りにつながっていきます。

寝るときに靴下を履く際の注意ポイント

ポイントを押さえて、上手に使う
ポイントを押さえて、上手に使う

せっかく、身体や足を暖めたい、良い睡眠をとりたいと思って、靴下を履いて寝ても、いくつかのポイントを押さえていないと、逆効果になってしまいます。

注意点を理解して正しい履き方をしてください。

素材に注意する

寝ている間に足にかいた汗がこもるような素材の靴下はNGです。

汗を吸い取る「吸湿性」が高く、吸った汗を逃がす「放湿性」に優れている素材であれば問題ありません。

最も適しているのはシルクの靴下です。値段は少し高めですが、足の冷え予防と快適な睡眠のためには素材選びが重要です。

締めつけに注意する

締めつけの強い靴下は血行をさまたげ、血行が悪くなると足は冷えやすくなります。

そうならないためには、締めつけに気をつけることです。

緩めのソックスが良いので、ルーズソックスのようなものがおすすめ。
また、レッグウォーマーもおすすめです。

足先が冷えるのにレッグウォーマーで大丈夫? と思う人もいると思いますが、足首を優しく包んで温めるので、血行が良くなり足先まで暖かくなるので、効果が期待できます。

五本指ソックスは血行改善に効果的

五本指ソックスの良いところは、足の指を自由に動かすことができる点です。足指の動きが活発になることで血行の改善を促すことができ、冷え性対策に効果があります。

また、血行が良くなることで疲労回復効果も期待できます。

足元の冷えに最適なのは重ね履き

冷え対策で、寝るときに靴下を履く場合より高い効果を発揮するは重ね履きです。

ただ、この際も素材に注意することが重要です。最初に「吸湿性」「放湿性」に優れているシルクの靴下を履き、その上に綿の靴下を履くのが一番良い組み合わせです。

寝る前に靴下を履くのも良い方法

人は睡眠状態になるにつれて、深部体温が下がります。

深部体温の低下は眠気が出てくるための条件ともいえます。

通常は深部の体温が下がると体の末端(手や足)から熱が放出されます。
しかし、冷え性の人は血行が良くないため、暖かい血液を手足の先までスムーズに運ぶことができません。つまり、手足から熱を逃せないため深部体温が下がりにくく、寝つきが悪くなるのです。

そこで寝床に入る前に靴下を履いて、足の血行を良くすると、、布団に入ってからも足の暖かさを保ち熱放散がうまくいき、寝つきが良くなります。

アンケートにご回答いただいたみなさんの中でも、お布団に入って、暖かくなったら、抜けるように、ゆるめの靴下を履いている、という回答も多くありました。

夏も冬も、寝るときに靴下を上手に使って、快適睡眠を!

足冷えにさよならして、ぐっすり眠れるために
足冷えにさよならして、ぐっすり眠れるために

寝るときの靴下は、注意点をしっかりと理解して、正しい履き方をすれば効果を発揮します。

素材や締めつけ具合など自分に合った靴下を履いて寝ることで、冷えとは無縁の快適な睡眠を手に入れてくださいね。

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