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臭い洗濯物にさよなら!!梅雨でもさわやかに乾かす部屋干し洗濯のコツ

更新日:2018年6月5日

臭い洗濯物にさよなら!!梅雨でもさわやかに乾かす部屋干し洗濯のコツ

梅雨の時期、花粉の時期、ライフスタイルなどで、洗濯物を外に干せないことってあります。洗濯物をにおわせない、部屋干しのコツお教えします。

雨が続いていても、花粉が飛んでいても、お仕事で日中家にいなくても、洗濯物は毎日出てきます。そうなると、どうしても部屋干しをする必要も出てきます。

普段の外干しと同じ感覚で干してしまうと、ある日ふとお部屋の中が「あれ?臭い?」ということに。

部屋干し、生乾き。なぜにおう? 洗濯物の臭いの原因を知っておく

洗濯したのに、臭いのはなぜ?
洗濯したのに、臭いのはなぜ?

臭う洗濯物というのは、「ぞうきんの臭いそっくり!」そう。何とも言えない悪臭です。「部屋干し用」という洗剤があるぐらいですから、みんな悩んでいるはず。だからといってあきらめないで。まず、きちんと原因を知りましょう。

臭いの原因、それは「雑菌」

部屋干しだから100%臭くなるわけではありません。

よく思い出してみてください。どんなときに洗濯物が臭い!と顔をしかめましたか?

雨や汗でじっとり湿った衣類をすぐ洗わないで洗濯槽に放り込んだままにしていたとき
洗濯が終わったのに、すぐ干さないで洗濯槽の中に放置していたとき

洗濯物が臭う原因の代表がこの2つです。つまり、

濡れたまま+ある程度の温度+時間 → 雑菌の繁殖!

こういうことです。

特に、見てわかるのは酵母菌
白いタオルが何となくピンクっぽくなり、臭くなったことはないですか?
あのピンク色は酵母菌の色なのです。

臭いということは、雑菌がそこにいます
臭いということは、雑菌がそこにいます

やっぱり干し方は重要です。

せっかくきれいに洗い上げても、干す時に洗濯物同士が密着しすぎていたり、風も通らない、湿度も高い室内に干していたりすると…。
まだ湿っている洗濯物が乾ききらずに雑菌の繁殖を呼んでしまうのです。

臭くならない、室内干しのポイントは…

一回の量を控えめに。隙間を開けて干す

部屋干しで臭いが出てしまうのは、閉め切った室内で、湿度が高くなり、風も通らないので、洗濯物が長い時間乾ききらないのが原因です。

お子さんがいる、家族が多いなど、洗濯物の量が多かったりして、ピンチハンガーのピンチすべてにぎっしり吊したりまま、いつまでも干していると、乾ききらない部分がプーンとにおってきます。

洗濯量の多いご家庭でも、部屋干しの時期は、まとめて洗濯はやめて、回数を分けて一回の量を減らし、十分に間隔をあけて干すようにしてください。

カーテンレールにかけて干すのは、カーテンも湿って乾きにくくなります。室内用の物干しがあると便利です。

部屋の換気と風通しをよくする

部屋干しをしているお部屋、閉め切っていませんか?

お天気の悪い日や、外出時には窓を開けっぱなしというわけにはいきませんが、換気をしたり、扇風機やサーキュレータ―で空気を動かしてあげるなど、湿気がそこにとどまらないよう、換気や風通しをよくしてあげましょう。

風通しをよく
風通しをよく

除湿機を使うなら

梅雨時は室内の湿度がもともと高め。そこに部屋干しをしても、換気や風通しだけでは、なかなか洗濯物も乾きません。

洗濯物のせいで部屋の湿度があがり、窓や壁に結露ができてしまうようでは、お部屋も傷んでしまいます。

そんな時は除湿器を使うことをおススメします。

洗濯物を早く乾かしたいなら、リビングなど広い場所ではなく、狭い場所(お風呂場の脱衣所など)を閉めきって、除湿機を回すようにすると、効率よく、早く乾きます

コンパクト除湿機は、クローゼット、押し入れ、靴箱の中などで活躍。
置き場所に困らないコンパクトサイズの除湿器です。

コンパクト除湿機
コンパクト除湿機

浴室乾燥を使うなら

お住まいに浴室乾燥機がついていればもちろん、浴室乾燥がついていないご家庭でも、お風呂場につるして、換気扇を回し、さらに扇風機も当てれば、洗濯物は結構乾きます。

ただし、浴室乾燥があってもなくても、濡れたままのお風呂場ではダメなので、湯船のお湯は抜いて、日中や、朝がたなど浴室が乾いた状態の時に使いましょう。

お風呂場を使うなら、乾いている状態の時に
お風呂場を使うなら、乾いている状態の時に

乾燥機をフル活用

太陽がなくても乾燥機があればパリッとふわっと乾きます。梅雨時こそ乾燥機を有効に活用しましょう。

ガス乾燥機であれば、短時間で早く乾きますが、電気乾燥機の場合は結構な時間がかかります。
量を減らしてからかける
少し部屋干ししてから、仕上げに使う
などすると、電気代を押さえることができるかもしれません。

乾燥機は、かしこく使って
乾燥機は、かしこく使って

洗濯物の臭いの無限ループに陥らないために

臭い→洗う→やっぱりにおう→洗う のループにはまらないために
臭い→洗う→やっぱりにおう→洗う のループにはまらないために

洗濯後に干して、臭いが消えたように思っても、着ているうちに汗をかいたり、また雨に濡れたりするといや~なあの臭いが再び復活!!こんな経験も、あるのではないでしょうか?

洗濯しても、濡れたら戻ってくる臭いにおい

一度雑菌が繁殖してしまうと、ただ洗っただけでは菌は全滅しません。
濡れるたびに菌が復活し、また広がるために、臭いが復活してしまうことがあります。

こうなってしまうとただ洗濯をくり返していても臭いのループから抜け出られなくなってしまいます。

洗っても洗っても…
洗っても洗っても…

臭いがついてしまった洗濯物を、回復させる方法はこれ!

何度も洗っているのに、一度ついてしまった臭いが取れない!復活してしまう! そんな時、最後の手段があります。
ただし、タオルや靴下など、少し手荒く扱っても大丈夫、と思えるものに限ります

スプレー式の消臭剤

今やどこのご家庭にもあるスプレー式消臭剤。

カンタン便利ですが、ペットやアレルギー体質の人がいるご家庭では、空気中に薬品成分を散布することはあまり好ましくないかもしれません。
用法、用量を守って、正しく使いましょう。

市販の薬剤は用法・用量をきちんと守りましょう
市販の薬剤は用法・用量をきちんと守りましょう

アイロンの蒸気をあてる

熱に強い、固めの生地の場合は、アイロンのスチームを当てるのも有効です。

柔らかい生地ならアイロンを掛けます。シーツなどは脱水した後にすぐアイロンを掛ける(この場合はドライでかけます)と、嫌な臭いは消えてパリッとして気持ちよい仕上がりになります。

高温スチームで殺菌 しわもとれて一石二鳥
高温スチームで殺菌 しわもとれて一石二鳥

煮洗いする

大きめの鍋に湯を沸かし、沸騰したら臭いの取れない洗濯物を入れて一煮立ちさせます。すぐにざるなどにあけてお湯を切り、脱水して乾かしましょう。

デリケートな素材や色物はこの方法には向いていません。

高温で煮沸、できる素材ならこれがきく
高温で煮沸、できる素材ならこれがきく

洗濯物だけが臭いの原因じゃないことも

洗濯が終わってすぐに干したし、部屋干しのポイントも押さえて干したのに、なんだか臭う?!

もしかして、原因は洗濯物ではなく、洗濯機かもしれません。
洗濯槽汚れが原因で臭いがついてしまうこともあります。

洗濯物に黒いノリのようなものが付着していたら、要注意!それは、洗濯槽に付いたカビです!!

洗濯槽のカビが原因かも?

洗濯槽の見えない部分、ドラム部分の外側の、洗濯機に覆われた部分にはカビが生えてしまうのは仕方のないことでもあります。なぜなら、


温度(20度から25度)
カビの栄養(入れすぎた洗剤や洗濯物から出た汚れなど)

と、カビが発生する三大要素がそろっているからです。

ちなみに、お風呂の残り湯を洗濯に使うときは、すすぎからは水道水にすることをおすすめします。お風呂の残り湯を使うと、雑菌やカビが繁殖しやすい状況になりがちだからです。

洗濯機の内側は、カビにとっては最高の環境
洗濯機の内側は、カビにとっては最高の環境

洗濯が終わったら、ふたは開けておく

まず、洗濯していないときに洗濯槽のふたを閉めている方。すぐに開けましょう。それだけでも、だいぶ違いが出ます

できれば、1~2ヶ月に1度、少なくても3ヶ月に1度は洗濯槽を洗いましょう。洗うのは、専用の洗剤を使えば簡単です。

今まで洗濯槽洗いをしたことがない人なら、驚くほどの汚れ(洗濯物に付いていた、ワカメのような黒い汚れ)が浮いていることにビックリするはず。
「ピロピロした黒いワカメ」の正体は、洗濯槽に発生した黒カビです。
あまりに大量の場合は、最後のすすぎ後にも洗濯槽内にピロピロワカメが残ってしまうので、すすぎの時に網などを使って取り去りましょう。

使わないときは、ふたを開けて乾燥させましょう
使わないときは、ふたを開けて乾燥させましょう

ずぼらさんには、こんな便利グッズ

そんなの、面倒だし、ついつい忘れちゃう、という方には、洗濯しながら除菌できる便利なアイテムもあります。

梅雨の洗濯物、もう臭わない

ポイントを押さえれば、もうあのくさい臭いとはさよならできます!
梅雨でもさわやかな洗い上がりをめざしましょう!

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