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ファーストブラは始め方が大切 小・中学生のブラジャーデビュー

更新日:2021年4月8日

ファーストブラは始め方が大切 小・中学生のブラジャーデビュー

女の子の大人への第一歩を支える初めてのブラジャー、ファーストブラ。スタートのタイミングや選び方など、キッズ・ティーンズインナー担当と、女の子のママの話を聞きました。

まだまだ子どもと思っていても、思春期にさしかかると、女の子の体や心にはいろんな変化が訪れます。

中でもバストの変化はデリケート。体はもちろん心も繊細に揺れる時期だからこそ、スムーズなブラジャーデビューに導きたいものです。初めてのブラジャー、ファーストブラをつけるタイミングや選び方を、セシールでキッズ・ティーンズインナーの企画・開発を担当されている方にお話を伺いました。

ファーストブラはいつから必要?

初めてのブラジャー。何歳くらいから必要になるもの?
初めてのブラジャー。何歳くらいから必要になるもの?

「ファーストブラ」と言われても、胸の膨らみもあまり目立たないうちは、親もつけ始めるタイミングに少し戸惑います。個人差があるからこそ、子どもの成長に必要な時期に、身体にあう下着を選びたいもの。「大人の女性下着」のイメージがあるブラジャーですが、ファーストブラは実際に何歳くらいから必要なのでしょう?
体も心もデリケートな時期に差し掛かる子どもに、ファーストブラを勧めるならできるだけスムーズにしたいもの。導入しやすいのは、大きく分けて次の2つです。

身体の変化が表れ始めたら

一般的に、最初のブラジャー、ファーストブラジャーを用意するタイミングは、思春期に差し掛かったころが適切とされています。

個人差はありますが、女の子の場合、平均して9歳~10歳の小学校中学年ごろが目安のひとつ。子どもの身体に性差の兆候が現れるころです。

初経の約1年前あたりになると、最初の兆候として表れるのが、バストの変化。
乳頭がかたく膨らんできて、そのままTシャツなどを着ると目立つようになってきます。

おりものが出始めるのもこの時期で、子ども自身も慣れないことに、不安や戸惑いを感じるかもしれません。
成長のしるしであることを伝え、安心させてあげたいですね。

大人への変化のきざしが見え始めたら
大人への変化のきざしが見え始めたら

学校の体育のお着替えタイミングで

ファーストブラを導入しやすいもう一つのタイミングが、学校で着替えが男女別になる時期です。身体的な性差が表れ、男女を別にする機会が出てくると、身に着ける下着についても見直すいいタイミングです。

スポーツをするときや薄着になる時期に、胸の揺れやバストトップが目立って恥ずかしいと子どもが思ったり、衣類と擦れて痛みを感じるようなら、ブラジャーを始めてみてはいかがでしょうか。

子どもの成長と学校生活の様子とを合わせて考えながら、その子どもにとっての適切なタイミングを見定めることが大切です。

体育での着替えが男女別になる頃に
体育での着替えが男女別になる頃に

適切な時期に始めないと、トラブルの原因にも…

成長途中の子どもの胸はデリケート。

直接、服が肌に当たったり、締め付けられると、不快なだけでなく、胸の成長にもよくありません。

また、大きくなってきた胸が服の上から透けると、親の立場でも周囲の視線が気になります。

小学校1年生でブラジャーが必要になる子や、小学校4、5年生でC、Dカップ並みのバストに成長する子もいれば、中学校後半からブラジャーを始めるという子もいるようです。
身体の成長には個人差があって当たり前。一番身近なママだからこそ、子どもの不安や不快感をそっと拭ってあげたいですね。

デリケートな身体も、心も守ってあげたい
デリケートな身体も、心も守ってあげたい

知っていると安心。小中学生用ブラジャーの選び方

胸が膨らみはじめた子どもでも、大人のバストとは、硬さや形が異なります。大人用のブラジャーでサイズを合わせるのでなく、膨らみはじめるバストに合うブラジャーや下着を選びましょう。
さらに、子どもにとっては「恥ずかしくないデザイン」も重要。親が子どもの気持ちも理解していることが大切です。
子どもの気持ちが「ブラジャーをつけてみよう」と前に向いたら、始めどき。どんなデザインを選ぶといいのか、「今どきの」ブラジャーについて、ご紹介します。

普段のインナー感覚で始められる! キャミソールやタンクトップタイプ

初めてのブラジャーは、子どもにとってもドキドキするもの。

今まで着用していた下着と同じようなデザインでバストをケアできるようなものからスタートするとスムーズに始められます。

成長段階の乳房の膨らみとアンダー部分は、境目が浅いため、キャミソールやタンクトップタイプがおすすめ! 普段のインナー感覚なので、ムリなくスタートできます。

二重の生地や肉厚の立体クッションのデザインが、トップやバストを優しく保護してくれるものを選びましょう。

バストが大きくなってきたら、クッションやソフトブラ付きがおススメ

バストが丸みを帯びて膨らんできたら、胸をしっかり包み込み、やさしくホールドしてあげるデザインがベスト。
胸を締めつけないクッション付きやソフトブラ付タイプを選んであげましょう。

胸が大きくなり、気になるようであれば、ソフトカップ入りブラに移行するといいでしょう。
その際もカップに違和感があるなら、無理をせずソフトブラ付きに戻しましょう。

身に着けていて快適かどうかをお子さんに確認して、本人の着ごこちを優先して選んであげてください。

揺れが気になるようなら

成長過程のバストや生理前、運動時の胸の揺れが気になる場合には、スポーツブラを選ぶのも一つ。スポーツブラは、バストの揺れを優しく抑えてくれるブラジャーで、普段からつけていても問題はありません。

ティーン向けのものは、締めつけがやさしい設計なので、成長を妨げる心配もナシ。体操服やシャツの下に着ても目立ちにくい色やデザインもあります。

バストが揺れることは、あまり良いことではないので、成長に合わせて、優しくホールドしてくれるブラジャーを選びましょう。

かわいい、お気に入りのファーストブラ 測り方、買い方のコツ

初めてつけるブラジャーは、成長の妨げにならないデザイン選びが大切です。同時に、思春期を迎える子どもにとっては、見た目も気になるもの。レースやピンクの可愛らしいタイプより、白やブルーなどプレーンでナチュラルなデザインのものが人気だったりもします。親が見て可愛いではなく、子ども自身が納得して選ぶことが大切。
ファーストブラを選ぶときのサイズの測り方や買い方のコツをお教えしましょう!

小中学生用ブラジャーのサイズ、どうやって測る? 選ぶ?

ファーストブラは、キャミソールタイプやタンクトップタイプ、バックやフロントにホックのない、かぶるタイプのブラジャーがほとんどです。

130、140、150やS、M、Lなど、洋服のサイズと同じ表示のデザインで、伸縮性を持たせたデザインなら、カップ数などを厳密に測る必要はないでしょう。

スポーツブラやかぶりタイプのブラジャーの場合は、背筋を伸ばして、メジャーと床が平行になるように計測します。

胸の一番高いところ(トップバスト)と膨らみの下の部分(アンダーバスト)との差で、ブラジャーのサイズが決まります。

ジュニア用のブラジャーも大人用と異なり、成長途中の胸を優しく包み込むデザインになっています。
成長途中の大事な胸なので、きちんとジュニア用ブラジャーを選んであげてくださいね。

ジュニアブラは、余裕を持たせたデザインでサイズに幅があります
ジュニアブラは、余裕を持たせたデザインでサイズに幅があります

今どきのファーストブラの上手な買い方

子どもの初めてのブラジャー選びは、インターネットの通販サイトの活用がおすすめです。実店舗で購入するときのように他のお客さんの視線が気にならないため、ゆっくり商品を見比べることができるからです。

ブラジャーの買い物で大切なことは、ブラジャー選びで「恥ずかしい」「苦手」な思いをするのでなく、買い物を子どもが楽しめること。親子で身体の成長について話をしていくきっかけにもなるでしょう。

キャミソールタイプやタンクトップなど、厳密な計測ナシで購入しやすいファーストブラだからこそ、ネットを活用したいですね。

コロナ禍で外出しづらい時期も、インターネット通販は安心です。
子どもの身体は変化していくので、定期的に採寸し、そのときの身体に合うものを選ぶようにしましょう。

セシールがおすすめするジュニアインナーのページには、ファーストブラにピッタリのシンプルで優しいデザインが揃っています。参考にしてくださいね!

実際ママはこんなに悩んでいます! ファーストブラのすすめ方

お年頃の娘さんを持つママたちに直接話を伺いました
お年頃の娘さんを持つママたちに直接話を伺いました

子どもにとって初めてのブラジャー、ファーストブラは、適切なタイミングで身に着けてもらいたいのが親心。

一方で、この時期、ブラジャーをつけることへ抵抗感や恥ずかしさを感じる子どももいます。身体の変化に気持ちが追いつかない場合や、周囲と比較をしてしまうからかもしれません。

セシールが開催した座談会に出席されたママたちの声を紹介しましょう。

年頃の娘さんがいるママたちからは、
「トップバッターでつけるのは勇気がいるようだ」
と、子どもの心の揺れを心配する声が聞かれました。

親にとっては嬉しい、わが子の成長も、子ども自身は戸惑いや不安から、ファーストブラをつけることを嫌がることもあるようです。
「無理強いしても仕方がない」
「子どもの気持ちを優先したい」
と、身体の変化に合わせてインナーを用意したい気持ちがあっても、思い通りにいかないことに悩む声もありました。
学校での性教育やお泊まり会など、集団生活の中できっかけが生まれると、ファーストブラを始めやすいかもしれませんね。

「恥ずかしい」「みんなのことが気になる」という子どもの繊細な心に寄り添いながら、親子でインナーについて話をすることが大切。不安な気持ちを親に受け入れてもらえた経験は、自分の身体を大切に思うことにもつながるでしょう。

焦らず、放置せず、お子さんなりのタイミングで始めるファーストブラ。親子でファーストブラ選びを楽しめるといいですね!

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